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御祭神
四柱の神々

当社は福島県浜通りの総鎮守です。国土平安・産業発展をはじめ、縁結び・商売繁盛・厄除け・子授け・家内安全など幅広い御神徳を仰ぎ、県内外から多くの崇敬者が参拝されています。
大己貴命
大國主命・八千矛命 ― 大黒様
人を育て、家をととのえ、国をつくる神様です。いわきの国土をお護りくださる、最も力ある神と仰がれます。産業をお守りになり、豊かな実りと商売繁昌をはじめ、ものごとが生まれ育つ御神徳をお持ちです。あわせて、縁結びの神様です。
神話に伝わるお話
『古事記』には、因幡(いなば)の浜で皮をはがれた白兎を助けられた話が伝わります。兄神たちの難を逃れて根(ね)の国へ渡り、須佐之男命の試練を越えて須世理比売命とともに戻られ、少彦名命とともに国づくりを進められました。うさぎが神使とされるのは、この物語によります。
事代主命
大國主命の御子神 ― 恵比寿様
大漁と海の安全をお護りくださる神様です。寄せては返す波のように、尽きることのない豊かさをもたらす福の神として、商売繁昌をはじめ産業の発展をお守りになります。また、ことばをつかさどり、人を思いやる心を重んじる、結びの神様です。
神話に伝わるお話
国譲りの使者が訪れたとき、美保(みほ)の崎で釣りをしておられたと『古事記』は伝えます。父神に代わって国をお譲りすることを答え、そのまま身をお隠しになりました。釣竿と魚を手にしたお姿から、恵比寿様として親しまれています。
少彦名命
大國主命とともに国をつくられた神
薬づくりや酒づくりのような、細やかで行き届いたわざをつかさどる神様です。大國主命の御神徳を支え、おぎなわれます。災いを防ぐ、災難除けの神様です。
神話に伝わるお話
海の彼方の常世(とこよ)の国から、小さな舟に乗って現れた神。大己貴命とともに国づくりを進め、人と家畜の病を治すわざ、虫や鳥獣の害を払うまじないを定められたと伝わります。国づくりを終えると、常世の国へお渡りになりました。
須世理比売命
大國主命の后神・須佐之男命の姫
『古事記』は、大國主命と須世理比売命が歌を交わし、心を結びあわれたさまを伝えています。縁結び・夫婦和合・家庭円満、そして福を招く神様です。
神話に伝わるお話
根の国を訪れた大己貴命に領巾(ひれ)を授け、蛇や蜂の室、火を放たれた野から幾度もお守りになりました。二柱はともに根の国を逃れ、姫は嫡后となられます。『古事記』は、のちに二柱が歌を交わして心を結び直す場面まで書きとめています。

