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大國魂神社
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愛宕神社(菅波)

よみ
あたごじんじゃ
鎮座地
いわき市平菅波
愛宕山の山頂へつづく愛宕神社の鳥居と石段

お祭り

9月第2土・日曜日
例祭・獅子舞祭・松明奉納祭

菅波の秋の大祭

菅波の秋の大祭は、区内の愛宕山頂の「愛宕神社」と山麓の東福院内の「権現様」の例祭を中心とした2日間(古くは3日間)にわたる祭礼で、毎年9月第二週目の土日にかけて行われます。

春先の松明資材(竹伐り・乾燥)調達から始まり、7月の準備会、獅子舞・棒術稽古、「獅子道けずり(獅子道の整備作業)」「大旗あげ」「松飾り奉納祭」など関連する行事によって支えられます。

祭典は大きく分けて「祭儀(愛宕神社例祭、権現様例祭、直会)」「獅子舞祭(獅子舞・棒術の奉納・笠抜き)」「松明奉納祭」の3つに分かれます。

80数戸の全ての区民(氏子)の参加と協力があって成り立っています。

祭儀

権現様例祭に先だって早朝6時より愛宕神社の例祭が斎行されます。菅波区の主催により宮司の祝詞のあと、東福院住職の玉串奉奠以下各種団体代表の玉串が捧げられます。

終了後、下山し東福院内の座敷に祀られる権現様の例祭となりますが、ここでは宮司の祝詞奏上ののち住職の神前読経が捧げられます。

この二つの祭儀は神仏が一体となって斎行されることから、ひじょうに珍しい古式を残したものであります。

権現様の祭壇。三頭の獅子頭と供物が供えられている

獅子舞と棒術

獅子舞は「草獅子」「弓獅子」「めんじしかくし」の三座があります。それぞれ「前ぶち(一番)」「二番(弓獅子では“はいだし”)」「三番」と称します。

めんじしかくしは相当な技量と体力が必要であるため、近年は数年に一度しか奉納できなくなっています。

棒術はそれぞれの獅子舞の幕間に行われ、現在「草一番」「草二番」「弓一番」「弓二番」「三人棒(めんじしかくしで奉納される)」が伝承されています。青年会員の激減と消滅の危機にあるため小・中学生の棒術少年隊を組織してつないできました。

初日は愛宕神社例祭の夜、東福院境内でおこなわれ、その後、じゃんがら念仏踊り、松明奉納と続きます。

二日目は大國魂神社、雷神様、稲荷神社、大楽寺、愛宕神社(ここは昨晩奉納のため拝礼のみ)、八坂神社、区長宅、宿前(宮司家)でそれぞれ奉納され、夕刻の『笠抜き』の祝宴をもって終了します。

墓地を背にした境内で舞う獅子夕暮れの境内で地に伏して舞う獅子紅白幕の前で舞う三頭の獅子と、見守る子どもたち太鼓を打ちながら踊るじゃんがら念仏踊り

松明奉納

愛宕神社例祭日の夜、獅子舞・じゃんがら念仏踊りの奉納を東福院境内で行われ、午後8時ごろを目安に神火に点火されます。延焼予防のため日中より地元消防班による予防散水と消火点検作業は急坂の連続する山中にあって非常な力を発揮します。

区長・青年会長の提灯を先頭に毎年区民(氏子)を中心に90本前後の松明の炎火が掲げられ愛宕神社へ奉納されます。重く熱い松明をかざして急坂を上り山頂をめざすこの祭礼は市内唯一の火祭りです。

また、菅波区の入口(集会所周辺)から東福院にいたる参道には「灯籠」が立ちならびますが、障子紙を貼り文字や挿し絵を書くのは子ども会の担当です。

菅波秋の大祭は、老若男女すべての区民が参加するひじょうにめずらしい、大がかりな祭礼です。

燃え上がる松明夜の山中、鳥居の前で燃える松明

大國魂神社との関係

愛宕神社(菅波)は、大國魂神社(いわき市平菅波)の宮司が兼ねてお祀りをお仕えする神社です。 お祭りやご祈願のご相談は、大國魂神社の社務所でお受けしています。

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