例大祭につきまして
神輿渡御祭のご由緒
大國魂神社は、およそ1300年前、石城国造(いわきのくにのみやつこ)であった建許呂命(たけころのみこと)によっておまつりされた、石城国で最も古い神社です。平安時代の法令集『延喜式』(927年)にもその名が記されています。
なかでも豊間町とのご縁は深く、昔、霊通川(れいつうがわ)の河口に大黒様のお姿をした石が現れ、この神社におまつりされたと伝えられています。
戦国時代にはすでに、菅波様の御神輿(おみこし)が豊間浜へ渡御(とぎょ)していたといわれています。江戸時代の天明5年(1785)、疫病が流行した際にも御神輿が渡御し、鎮疫祭(ちんえきさい)のご利益によって病が鎮まったと伝えられています。その後も、毎年1月28日には千道祭(せんどうさい)が途切れることなく続けられています。
かつて神輿の渡御は毎年行われていましたが、戦後は4年に一度となりました。しかし平成9年(1997)、町内に「海友会(かいゆうかい)」という信仰心の厚い団体が結成され、古式にのっとって御神輿を担ぐ取り組みが始まりました。その熱意により、翌平成10年(1998)からは再び毎年渡御が行われるようになり、現在に至っています。
このように、大國魂神社の氏子(菅波・山崎・荒田目)と、豊間三町内(塩屋町・八幡町・柳町)の皆さまの信仰によって、お祭りは本来の姿へと受け継がれてきました。
また、これらの歴史を後世に伝えるため、平成14年(2002)12月に神輿渡御の由来を記した石碑が霊通川河口に建てられました(現在は震災復興により金倉坂祭場へ移設)。あわせて、古くから伝わる稚児舞も豊間浜祭場にて奉納されています。
東日本大震災からの復興や、新型コロナウイルス感染症による祭りの中止・変更を乗り越え、さらに大修理を終えた大神輿の力強い姿を、ぜひご覧ください。
日程
令和8年5月3日(日) 例大祭(本殿祭・神楽祭・稚児舞/大和舞奉納)
10時から15時まで神社マルシェがございます。
- 14時:本殿祭
- 18時:神楽祭(稚児舞・大和舞の奉納)
令和8年5月4日(月) 例大祭(渡御祭)
渡御の日程表は追って掲載いたします。
